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2010年 03月 11日
エーザイの内藤晴夫社長は3月4日に記者会見し、2011年度の日本での売り上げ目標を当初の3600億円から4200億円に大幅に引き上げる考えを示した。当初目標を09年度に2年前倒しでほぼ達成するため。10年度は3800億円を予想しており、11年度はそれから400億円上積みする計画だ。12年度については、薬価改定があることを踏まえ、4000億円と予想した。
内藤社長は、低悪性度非ホジキンリンパ腫治療剤ベンダムスチン、神経障害性疼痛治療剤プレガバリン(共にパートナーが申請中)、難治性再発乳がん治療剤エリブリン(3月申請予定)、重症敗血症治療剤エリトラン、不眠症治療剤エスゾピクロン(共に10年度申請予定)などの寄与に期待を示した。 また、08年6月に発売した関節リウマチ治療剤ヒュミラについて、「適応追加に加え、全例調査終了を機に急伸長させ、中期的には領域トップシェアを目指す」とした。 同社にとって最大の経営課題は、10年11月の米国でのアルツハイマー型認知症治療剤アリセプトの特許切れへの対応で、米国でのアリセプトの売り上げについて、10年度の20億ドルから、12年度には8億ドルに12億ドル(約1050億円)減少すると予想。減少分を日本事業(200億円増)と中国事業(200億円増)の拡大、米国の現製品の拡大および新製品投入(650億円増)で相殺したいとした。 【関連記事】 ・ アルツハイマー型認知症治療薬の選択肢拡大へ ・ 国内売り上げが海外減収分を補い増収増益―エーザイ ・ 米バイオベンチャーを227億円で買収へ―エーザイ ・ アリセプトの米特許切れ克服に自信―内藤エーザイ社長 ・ エーザイ、アリセプトの共同販促などでファイザーと合意 ・ 船形山遭難事故 男女3人が自力下山(産経新聞) ・ 700万自腹で払って運転士に そんなお金持ち現れるのか(J-CASTニュース) ・ 引きずり死初公判 殺人罪の適用例少なく(産経新聞) ・ <異臭>山陽新幹線「のぞみ」で オイル漏れか 乗客避難(毎日新聞) ・ <年金制度改革>5月に基本原則 閣僚検討会(毎日新聞)
by l9tsigvafw
| 2010-03-11 01:50
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